ドル急落の原因を探る|東西FXニュース
2022年2月01日文/八木 – 東西FXリサーチチーム
主な点:
- 米連邦準備理事会(FRB)の積極的利上げへの期待値が高止まり
- 先週の大幅高を受けた利益確定の売りも一段落して来て
- 米利上げや雇用統計への期待値低下も原因か
日本時間の今朝早朝、時差で14時間遅れの前日1月31日のニューヨーク外為市場では、先週までは米連邦準備理事会(FRB)の積極的利上げへの期待などから上昇していたドル円為替相場で米ドルが急落した。
これは米国の利上げへの期待値が高止まりの傾向を見せて下がり始めたことに加えて、一時はボリンジャー・バンドを突き破るほどに米ドルが買われすぎた感から、先週までの利益確定の売りが増え、また数日後の2月4日に発表予定1月の米雇用統計への期待値が下がったこともあると考えられる。
しかし、先週の大幅高を受けた利益確定の売りも一段落して来て、一日の統計では昨年11月以来の大幅な下げを記録したことから、今度は米ドルのディップ買いや買い戻しが一時入ったものの、今日1日午後の東京外国為替市場で円相場は円高・ドル安の上げ幅を拡大した。
下記のチャートは、日本時間の17時に、日本よりも時差で9時間遅れでニューヨークよりも5時間早く始まる英国時間朝8時の、英国株式市場の開始時間前後にあたる午前8時のドル円為替チャートの1分足、それから数十分後と1時間後の値動きである。
日本の午後17時にあたる英国時間午前8時時点での米ドル円為替相場は、114.93前後の円高・ドル安の下落傾向であったが、欧州市場の参加により、この15分後には114.99、20分後には115近くに買われ、一時は反発した。しかし、全体的な流れとしては再び下降に転じた。前日からの一日のレンジでは114.885-115.189で、GDP回復のニュースもあった欧州で市場開始時にドル買いが入ったのであろうと思われるが、まだ買いには慎重さが伺える。
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