オプション取引
オプションとは、ある一定の取引可能な商品を一定の取引期間内に一定の価格で売買する権利のことを指し、その権利には『コール・オプション(買う権利)』と『プット・オプション(売る権利)』がある。それぞれの権利に対して売買が行なわれ、これをオプション取引と言います。ある商品の価格が上昇すると予測すれば『コール・オプション』の買い、 もしくは『プット・オプション』の売りとなり、逆に価格が下落すると予測すれば 『コール・オプション』の売り、もしくは『プット・オプション』の買いを行なう。
条件付のオプションにおいて、その値が付いたらオプションの発生や消滅が起こる条件となる価格のことを言う。例えば、1ヶ月後に1ドル120円で1万ドルを買う権利』が1万円で取引されていたとする。そして、1ヵ月後に1ドル110円の値が付いていた場合、すでに1ドル120円で1万ドルを買える権利をもっているので、この権利を行使すれば利益が出ることになる。