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FX塾
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Errante(エランテ)ではコーヒー、米国ココアの先物などの人気のコモディティー(商品)先物CFDはもちろんのこと、それ以外にも、砂糖や綿花など様々な商品先物CFDを取引することができます。
本ページでは、各コモディティー(商品)先物CFD銘柄のスプレッドを紹介し、商品先物CFDの取引時の注意事項やErranteの専用のダイナミックレバレッジも解説しています。
全ての商品先物CFDを最大100倍の高レバレッジで取引いただけます。
Errante(エランテ)のスタンダード口座 | |||||||||
コモディティー銘柄 | 説明 | 平均スプレッド(pips) | 契約サイズ | 最小取引ロット | 手数料 | *最大レバレッジ(MT4のみ) | *最大レバレッジ(MT5のみ) | 取引セッション(月曜日から金曜日 GMT+3) | |
COFFEE.f コーヒー先物 | Coffee Futures | 240 | 1000 | 0.01 | 0 | 20倍 | 100倍 | 11:15-20:30 | |
COCOA.f 米国ココア先物 | US Cocoa Futures | 20 | 100 | 0.01 | 0 | 20倍 | 20倍 | 01:00-24:00 | |
COTTON.f 綿花先物 | Cotton Futures | 42 | 1000 | 0.01 | 0 | 20倍 | 20倍 | 04:00-21:20 | |
SUGAR.f 砂糖 | Sugar | 18 | 10000 | 0.01 | 0 | 20倍 | 20倍 | 10:30-20:00 |
Errante(エランテ)のプレミアム口座 | |||||||||
コモディティー銘柄 | 説明 | 平均スプレッド(pips) | 契約サイズ | 最小取引ロット | 手数料 | *最大レバレッジ(MT4のみ) | *最大レバレッジ(MT5のみ) | 取引セッション(月曜日から金曜日 GMT+3) | |
COFFEE.f コーヒー先物 | Coffee Futures | 230 | 1000 | 0.01 | 0 | 20倍 | 100倍 | 11:15-20:30 | |
COCOA.f 米国ココア先物 | US Cocoa Futures | 18 | 100 | 0.01 | 0 | 20倍 | 20倍 | 01:00-24:00 | |
COTTON.f 綿花先物 | Cotton Futures | 40 | 1000 | 0.01 | 0 | 20倍 | 20倍 | 04:00-21:20 | |
SUGAR.f 砂糖 | Sugar | 16 | 10000 | 0.01 | 0 | 20倍 | 20倍 | 10:30-20:00 |
Errante(エランテ)のVIP口座 | |||||||||
コモディティー銘柄 | 説明 | 平均スプレッド(pips) | 契約サイズ | 最小取引ロット | 手数料 | *最大レバレッジ(MT4のみ) | *最大レバレッジ(MT5のみ) | 取引セッション(月曜日から金曜日 GMT+3) | |
COFFEE.f コーヒー先物 | Coffee Futures | 225 | 1000 | 0.01 | 0 | 20倍 | 100倍 | 11:15-20:30 | |
COCOA.f 米国ココア先物 | US Cocoa Futures | 16 | 100 | 0.01 | 0 | 20倍 | 20倍 | 01:00-24:00 | |
COTTON.f 綿花先物 | Cotton Futures | 38 | 1000 | 0.01 | 0 | 20倍 | 20倍 | 04:00-21:20 | |
SUGAR.f 砂糖 | Sugar | 15 | 10000 | 0.01 | 0 | 20倍 | 20倍 | 10:30-20:00 |
Errante(エランテ)のカスタムメイド口座 | |||||||||
コモディティー銘柄 | 説明 | 平均スプレッド(pips) | 契約サイズ | 最小取引ロット | 手数料 | *最大レバレッジ(MT4のみ) | *最大レバレッジ(MT5のみ) | 取引セッション(月曜日から金曜日 GMT+3) | |
COFFEE.f コーヒー先物 | Coffee Futures | 220 | 1000 | 0.01 | 0 | 20倍 | 100倍 | 11:15-20:30 | |
COCOA.f 米国ココア先物 | US Cocoa Futures | 15 | 100 | 0.01 | 0 | 20倍 | 20倍 | 01:00-24:00 | |
COTTON.f 綿花先物 | Cotton Futures | 36 | 1000 | 0.01 | 0 | 20倍 | 20倍 | 04:00-21:20 | |
SUGAR.f 砂糖 | Sugar | 14 | 10000 | 0.01 | 0 | 20倍 | 20倍 | 10:30-20:00 |
Errante(エランテ)で金属を取引する際にはいくつか注意事項があります。Errante(エランテ)でコモディティーを取引する際にはいくつか注意事項があります。具体的には以下の通りです。
Errante(エランテ)でコモディティー銘柄を取引する場合は、トレードできる時間帯には要注意です。共通の取引時間ではなく、商品一つ一つに異なるトレード時間が設けられています。
例えば、コーヒーは11:15 – 20:30までトレードすることができますが、綿は04:00 – 21:20までです。このように、コモディテー銘柄は特に種類による取引時間の多様性が大きいので注意が必要です。
Errante(エランテ)で商品銘柄を取引する場合には、標準の契約サイズの違いにも注意が必要です。なぜなら、前提とする標準契約サイズが違うと、同じロットでも損失や含み益の大きさが全く違うからです。
例えば、コーヒーは1000が標準取引サイズとなっていますが、銅の場合は2000が標準取引サイズとなっています。
このように、コモディティー銘柄は特に、種類ごとの標準契約サイズに差があるので取引する前によく確認する必要があります。
その通りです。Erranteでコモディティー銘柄をトレードする場合には、商品ごとに取引可能な時間帯を正確にチェックする必要があります。
例えば、コーヒー、銅、綿の三つはすべて取引時間が異なっており、それぞれ、11:15 – 20:30、04:00 – 21:20、04:00 – 21:20となります。
このように、取引時間が商品ごとに全く異なるので、Errante(エランテ)でコモディティー銘柄の取引を行う際には、トレード可能時間帯を必ずチェックするようにしましょう。
Errante(エランテ)のコモディティ銘柄は契約サイズが商品ごとに異なる可能性があります。
例えば、コーヒーは1標準契約サイズが1000ですが、銅では2000が基準となっています。
このように、Errnte(エランテでは、コモディティー銘柄は標準契約サイズが商品ごとに異なることがあります。同じ1Lotの表示でも、標準契約サイズの差によって思わぬ損失を被る可能性があるので注意が必要です。
コモディティ投資とは、農産物や貴金属といった実際の商品に関して行う投資のことです。その種類は金や銀など主要な金属、原油などの主要なエネルギー銘柄もありますが、小麦や綿、大豆、コーンなど様々な銘柄が存在します。
コモディティ投資を可能とするためには、一定の規格が存在している必要があります。例えば、米や小麦などの農産物は規模の経済を利用するために大量生産を基本としています。結果として、その量や質は一定の基準で統一され、個別性の存在しない代替可能な商品とみなされるようになります。
この代替性というのはコモディティ投資において非常に重要です。品種ごとに商品が規格化されることによって、共通する一定の価値を前提として、様々な場所で商品の検品という作業なしに取引することが可能となるのです。
コモディティ投資の価格変動は株などの金融商品とは異なる様相を呈しています。例えば、株式や債券はマクロ経済の状況や中央銀行の経済政策などの影響を大きく受けることになります。一方で、コモディティの価格を動かす原動力は「需要と供給」です。
農産物や貴金属、エネルギープロダクトの供給量は、年によって天候や気候の影響を受けて変化します。加えて、他の国の生産状況やビジネス動向などによって、需要も大きく変化します。こうしたプロダクトごとの必要性と生産量の変化はコモディティ価格変化の原動力となります。
そのため、コモディティ投資を行う上では、需要と供給の動向を知ることはとても大切です。こうした情報は株式投資などと比べて入手難易度が高いです。ただし、テクノロジーやインターネットが進化したおかげで、今では、個人投資家でも利用できる情報ソースもあります。
例えば、アメリカの農務省が掲載している毎月の需求報告歯こうしたコモディティの価格変遷を辿る上で非常に有益な資料の一つです。農林水産省のホームページに行くと、米農務省の需求報告を日本語で読むことができます。以下のURLからチェックしてみてはいかがでしょうか?
なお、コモディティの分類として、ハードコモディティとソフトコモディティというのがあります。ハードコモディティとは金やパラジウム、銀、銅、プラチナといった貴金属に加えて、原油や天然ガスなどのエネルギー銘柄のことです。一方で、ソフトコモディティとは小麦や綿、コーン、コーヒー、大豆などの農産物のことです。
ハードコモディティに比べて、ソフトコモディティは季節的な要因や気候変動などのリスクに常に晒されており、ボラティリティが短期的に大きくなりやすいのが特徴です。
このように、コモディティ投資は一見する非常に遠い存在に思われますが、実際には意外と身近なものです。そんなコモディティ投資には様々なメリットがあります。
コモディティ投資には、以下のように様々なメリットがあります。中でも、インフレヘッジとして機能する点や、将来の価格変動リスクを抑えることができるというは投資家にとってかなり大きなメリットです。また、株式や債券など伝統的なアセットクラスとの相関性の低さから、単純に分散投資を行う上での一つの対象としても魅力的です。
コモディティ投資の主なメリットとして、インフレ=物価上昇のへっじとして機能するという点が挙げられます。金や銀、原油や農産物は実際に日常生活の中で我々が利用する実物資産です。結果、インフレに応じて、こうした実物資産の価格も上昇する傾向にあります。
そのため、固定金利の債券投資や現預金などではインフレによって実質的に値下がりしてしまう一方で、コモディティに投資することで、物価上昇に連動してその価格も上昇し、実質的な資産価値減少を防ぐことができます。
コモディティの取引は投資家以外にも多様なメリットをもたらします。その一つが農家や石油会社におけるプロダクトの将来的な価格変動リスクを抑えられるという点です。
農作物やエネルギーを生産するビジネスは、天候や気候、地域情勢などのリスクに常に晒されており、需要・供給の面共に非常に不安定です。例えば、コロナで旅行需要が減少したことによって、原油の価格は一時的にマイナス価格(0以下)になりました。
このように、第一次産業のビジネスは毎年大きな価格変動のリスクを抱えています。こうした状況で経営を安定させる一つの手段として、コモディティ取引は非常に有用です。先物などを利用することによって、翌年やさらに長期的な価格を現時点で確定させることができます。これによって、将来的な収益予測を立てやすくなり、農家などのビジネスの安定性は飛躍的に高まります。
このように、コモディティ取引には投資家以外にとっても、将来の価格変動リスクを抑制することで経営の安定性を高めるという意味で、非常に大きなメリットがあるのです。
コモディティ投資のもう一つのメリットとして、株式や債券といった伝統的なアセットクラスとの相関性の低さが挙げられます。コモディティ投資の価格変動の要因は主に需要と供給の変化です。それ以外にも、在庫コストや災害なども価格変動の要因になり得ます。
そのため、コモディティは景気や中央銀行の動向などによって大きく変化する株式や債券とは独立した価格変動をします。結果として、コモディティを投資ポートフォリオの一部に組み込むことで、より効率的にリスクを抑えた上でリターンを追求することができるのです。
分散投資とは、一つの銘柄に投資するのではなく、複数の銘柄に自己資金を分て投資することを言います。
例えば、一つの銘柄に自己資金の全てを投資してしまうと、その銘柄に大きな下落があった場合に、自己資金も大きく減ってしまうことになります。一方で、複数の銘柄に分散して投資しておくと、そのうちの一つで大きな値下がりがあったとしても、自己資金のダメージを少なくすることができますし、他の銘柄の値上がりが損失を相殺する可能性もあります。
このように、複数の銘柄に分散して投資を行うことによって、大きな損失を被るリスクを軽減した上で、より安全に投資を行えるようになるのです。
分散する対象は様々です。例えば、債券と株式に資金を分割してポートフォリオを作るのも分散投資の一つです。それに加えて、株式市場内でテクノロジーや生活必需品、ディフェンシブ銘柄などセクターを分けて投資したり、アメリカなど日本以外の株式市場に投資することで地域的な分散を図ったりすることもできます。
このように、分散投資には様々なやり方があります。ただし、個人投資家レベルで機関投資家が行うような100〜200銘柄への分散投資を行うのは非常に困難です。個人レベルで行う場合には、分散の数を減らしてみる、もしくは分散投資を代わりに行なってくれる株価指数などのETFを利用するようにしましょう。
このように、分散投資は投資を行う上で非常に有益な手段であり、伝統的アセットクラスとの相関性から、コモディティ投資は投資ポートフォリオに組み込む対象として非常に有益です。
一方で、コモディティ投資には以下のようなデメリットもあります。
コモディティ投資を難しくする原因の一つは、株式や債券と比べて価格変動を予測しにくいという点です。
上述したように、コモディティの主な価格変動要因は在庫や天候、災害、地域情勢や季節性に伴う需要と供給の変化です。例えば、農産物の場合には、商品の原産国の年間降水量や平均気温が生産量に大きな影響を与えます。それ以外にも、石油の場合にはOPECの動向や中東の地政学リスクで価格が変動したりします。
このように、コモディティはあらかじめ予測しにくい突発的な要因によって価格が大きく変動します。結果として、突発的な変動によって想定以上の損失を被ることもあります。株式や債券に比べて、多様な要因で大きく価格変動する一方で、情報取得難易度がこうしたアセットクラスに比べて高いためです。
このように、コモディティ投資では非常に多様な要因で価格が変動するため、自分の投資するコモディティに関して正確な知識と常に最新の情報をキャッチアップする心がけが非常に大切です。
コモディティの種類によっては、取引量がとても少なく、注文が執行しにくい時があります。
流動性は投資を行う上で常に考慮すべきリスクです。なぜなら、流動性が小さいと、価格変動が不安定になるとともに、時間帯によって約定しない時があったり、想定以上に不利な価格で約定させられるケースがあるからです。
金や原油など、メジャーなコモディティであれば安定した流動性が供給されている場合が多いです。しかし、パラジウムや大豆、ココアなど、マイナーなコモディティの場合には、取引に参加している投資家の絶対数も少なく、取引量も少ないです。
こうしたマーケットでは、自分の注文が約定しなかったり、自分の想定している値段での相対注文がないことから、想定以上に不利な価格で約定することもあります。それに加えて、価格変動が不安定であるため、突発的な急変動が起こりやすくもあります。
流動性の少ないマーケットでは、非常に稀ではありますが、特定の投資家が巨額の注文をぶつけることでマーケットを操作する可能性も理論上存在するため、注意が必要です。
コモディティ投資では基本的にインカムゲインは期待できません。
株式や債券の場合には、配当や優待、クーポンなどインカムゲインを期待することができます。しかし、コモディティは実物資産であり、そうしたインカムゲインの収入は存在せず、あくまで価格変動によるキャピタルゲインが主な収益源となります。
この条件は先物やCFD取引でも同じであり、株式指数CFDでは配当調整による値上がりがあったり、FXではスワップなどのインカムゲインがあったりしますが、コモディティ先物やCFDではそうしたインカムゲインは期待できないため、注意が必要です。
コモディティ投資を行うといっても、個人で原油や農作物に直接投資を行うのは非常に困難です。一方で、以下の手段を用いることで比較的用意にコモディティ投資を行うことができます。
商品先物やCFDはコモディティ投資を行う上で最も基本的な手段の一つです。商品先物とは、規格化された特定のコモディティを前提として、将来時点で特定の価格で取引することを約束する契約のことです。限月があるのが特徴で、長期保有するためには、手数料を伴うロールオーバー(より先の弦月へ乗り換えること)が必要になるケースがあります。
CFDとはContract For Differenceの略で、差金決済取引のことです。特定の原資産の値動きを前提として、その原資産の価格変動に応じて、エントリー時点での価格から決済価格を引いた差金のみやり取りするという仕組みです。CFD取引は実際に原資産を保有するわけではなく、差金のみのやり取りで済むため、証拠金のみ用意すればいい、レバレッジをかけられる、ショートポジションを持てるなど様々なメリットがあります。
CFD取引の対象となる原資産は多岐にわたっており、金や原油、農作物などのコモディティ先物はもちろんのこと、現物の存在しない日経平均などの株価指数、FXや仮想通貨もCFD取引の対象となりえます。
投資信託やETF(Exchanged Traded Fund) = 上場投資信託も、コモディティ投資を行う上での有益な手段です。原油や金などを中心として、直近ではコモディティに投資するための投資信託も増えてきています。その中でも、上場投資信託は株式市場にて気軽に取引できるため、コモディティ投資を行う上でとても有用です。
例えば、日本証券取引所の銘柄一覧ページにいくと、現在上場しているコモディティ関連のETFを一覧でチェックすることができます。2024年10月16日時点で、日本では金、銀、プラチナ、パラジウム、原油を中心に8つのETFが上場していることがわかります。
それ以外にも、ニューヨーク証券取引所やロンドン証券取引所でも多様なコモディティ関連のETFが存在しています。日本証券取引所に登録されているコモディティ投資関連のETFはチェックできますので、ぜひ自分の目でどんなETFを取引できるのかチェックしてみましょう。
コモディティの現物に対して投資する手段もないわけではありません。例えば、金など貴金属は資産価値の保存を目的とした現物保有の対象として人気であり、個人投資家でも購入することができます。
ただし、原油や農産物に投資したい場合には、在庫を保全する倉庫や運送手段などが必要となるため、個人投資家では不可能であると言えます。原油や農産物を直接取引するのはエネルギー会社や日本では商社であることが多く、こうした会社は取引に必要な倉庫や船など十分な設備を持っています。
また、コモディティ投資でCFDを利用する場合には、ポジション調整が発生するケースがあるため注意が必要です。コモディティCFDの場合、原資産の多くは対象とする商品の先物です。よって、限月交代の時期になると、原資産のロールオーバーの必要性から価格調整が行われるケースがあります。
このように、コモディティCFDでは他の金融商品とは異なるコストが発生するケースがあるため、取引前にしっかりと確認するようにしましょう。
商品先物とは、特定の実物資産を将来時点で事前に決められた価格で取引する契約のことです。対象となる実物資産は、金などの貴金属から原油などのエネルギープロダクト、小麦や大豆、綿などの農産物まで様々です。
先物を利用することで、こうした規格化された実物資産の将来時点での取引価格を確定させることができます。現時点で将来の取引価格を確定できるのは、天候などに左右されやすい農家やエネルギー会社にとって、経営を安定させるための非常に有用な手段となります。
こうした実需によるヘッジ目的の取引の受けてとなるのがヘッジファンドなどの投機需要です。彼らはリスクを取ることで、価格変動やアービトラージによる収益を得ることを目的としています。
商品先物は上述の原資産を対象とした実需によるヘッジ取引と価格変動による利益獲得を目的とした投棄需要をを結びつけるための手段として機能します。
コモディティ投資で重要なことは情報を正確に仕入れることです。
コモディティの主な価格変動要因は需要と供給の変化です。特定のエネルギーや農産物の需要は、天候や地域情勢、在庫状況などによって大きく変化します。それに連動して、コモディティの価格も短期間で大きく変動する傾向にあります。
例えば、特定地域における1年間の平均気温や降水量によって、農産物の供給量は変化します。一方で、こうした情報は取得が難しいケースもあります。また、価格変動の要因も、株式や債券に比べてより複雑です。
加えて、コモディティ投資で利用する先物やCFDは複雑な仕組みをしており、様々な取引コストや制約があるケースも多いです。
そのため、いかに正確な情報を手に入れるかという点は、コモディティ投資を行う上で最も重要かつ難しいポイントの一つです。
CFDとはContract For Differenceの略で、差金決済取引のことです。特定の原資産を対象として、その価格変動に応じて、価格変動分だけ資金のやり取りをする契約のことです。
実際に原資産を取引するわけではなく、あくまでその価格変動を前提とした差金決済であるため、その取引に必要なキャッシュを全て用意する必要はなく、証拠金のみで取引することができるなど、メリットの多い決済形式です。
現物決済の場合には、取引対象となる原資産を実際に用意する必要があるため、取引難易度は一気に高まります。それに対して、差金決済は差額の資金変動のみで済むため、容易に取引を行うことができます。